継続は力なり
ハンディキャップヨガ北海道がスタートしてから、ずっと通ってくださっている方と新しい方、4人のインタビュー動画です。
様々な障がいのある人たちが一緒に楽しみ、身体の変化を感じていることが本当に嬉しいです。
一番長く継続してくれている方は、7年以上。
ハンディキャップヨガ北海道の創成期からの参加です。
彼がいつも言うのが「継続は力なり」です。
リハビリが終わっても後遺症は残っています。
ヨガは自分の心身に向き合い、今何ができるかに集中してきます。
麻痺があっても、できないところにフォーカスするのではなく、
身体のつながりや意識の向け方が高まるのだと改めて感じています。
これだけ長く通ってくれる方が多くいて、初めて来た方でもリピートしてくださるのがほとんど。
そんなハンディキャップヨガ北海道が大切にしていること、様々な障がいへのサポートの仕方などをお伝えしているのが
みんなでワイワイにぎやかな交流も皆さんが参加を楽しみにしてくれる理由の一つです。
高校生から社会人2年目になった女の子。
さっきまでけらけら笑いながらおふざけもしてたのに、緊張の面持ちながらカメラを見てしっかりと話す姿に成長を感じます。
長くお付き合いしていると、いろんな姿がみれて嬉しいものです。
「身体を動かすことがほとんどない」
車椅子の彼が言います。
心身に意識を向けて動くことは、障がいのある方たちにとってとても大事なことです。
スポーツクラブやジムなどに気軽に行けない方たちが、安心して運動できる場としての意義があります。
月1でも、身体の伸びや姿勢改善の実感だけではなく、「できないと思ったことができちゃう!」と嬉しそうに語ってくれています。
リハビリではないけど、あれこれ試しながら
できないではなく
どうしたらできるかな
を一緒に探求していきます。
その基盤は、私たちと参加者さんとの信頼関係です。
これからの100回を目指して
最後は、参加が2回目の青年です。
心に残っていたポーズは、前回ちがう会場でやったものでした。
楽しかった!上手にできた!という思いは記憶に残り、また自信にもつながっているということですね。
いつまで続くのか分からない不安や心配に用心は必要です。
しかし、それによって暗に不要不急とされてしまう運動やヨガですが、本当にそうでしょうか?
私たちが現状に向き合い、前向きに進んでいくには健全な心身が不可欠です。
身体的、精神的に制限や障がいあれば、身体を動かさないことは身体機能そのものの低下で日常生活に支障が出る場合もあります。
障がいのある方たちが、安心して安全に身体を動かくすことができる場はもっともっと必要になってきます。
そこに携わる人、担う人も。
ハンディキャップヨガ北海道が100回、8年以上続いてきたことが、次の100回に繋がり、
これから出逢う方たちの役に立ちたいと本気で活動しています。
改めて、これまでご参加いただいた皆様、お力添えいただいた方々に感謝いたします。
ありがとうございます。
代表・ 田中 直子