ご挨拶

代表 田中 直子

なお

個人サイト https://mana-hana.com

ハンディキャップヨガ北海道をスタートすると決めた時、初めてのクラスに「誰も来てくれなかったらどうしよう」という不安は一切ありませんでした。今、思えば不思議ですが、ただただ、そのための場を創ることに夢中で、知ってもらうには時間がかかるだろうということに全く焦りもありませんでした。チラシを作り、様々な場所に自分の足で届けることで、そこここでお会いする方たちが耳を傾けてくださるのがとても嬉しかったです。

そして、初めてのクラスに一組のご家族が参加してくれました。

どれほどに嬉しかったか、今でも昨日のことのように覚えています。

 

月に1度のクラスだけでしたが、そこから毎月一人、二人と参加者が増え、今ではクラスが増えただけではなく、就労支援事業所や児童発達支援事業所などからもご依頼が来るようになりました。

信念はただ一つ、続けることです。

続けることでハンディキャップヨガ北海道の活動を目にしたり、耳にしたりする方が増えていきました。

華やかなヨガのイメージとは異なり、地道な活動ではありますが、必要としてくれる方がいること、ヨガに全く興味がなかった方が心身のためにと選択肢を広げられることに少しでも役立てる歓びがあります。

長く、特別支援学級の担任をしておりましたが、子どもたちの発達・成長にも、ご家族のケアにも関われる今もやりがいを感じています。

学校教育が終わった後の人生の方が長いのです。

障がいがあることで、外出や余暇の選択肢が狭まるのではなく、誰もが一緒に楽しみながら動いたり笑ったりできる場の創出には大きな意義があると思っています。

ここに至るまで、多くの方のお力添えをいただいてきました。

これからも今あるもの大切に、そして今できることを惜しみなく発揮していきます。

 

 

【プロフィール】

長年、障がい児教育に従事。障がい児・者と家族が楽しめる場所を作りたいという想いから、ハンディキャップヨガ北海道を立ち上げる。障がいがある人もない人もみんな違ってあたり前。だから誰もが楽しめるヨガの場を増やし、誰もが笑顔になる瞬間をヨガで増やしていきたいと思っている。自身のメンテナンスのために始めたピラティスやヨガの面白さにはまり、身体機能解剖学や脳神経心理学など心身への探究心は多岐にわたる。
1人ひとりの心身の状態に応じたサポートやアレンジを得意とし、ハンディキャップヨガクラス以外に、様々な障がいのある幼児から中学生までの個別ヨガ指導にも力を注いでいる。

乳幼児発達相談や専門学校講師、小学校の通常学級でのサポーターも勤める。

総合的な子どものヨガ指導を伝えるウェルビィキッズヨガ™を立ち上げる。

 

【取得資格】
ハンディキャップヨガ指導者養成講座修了(BMY)
乳がんケアのためのヨガ指導者養成講座修了(Luna Works)
リストラティヴヨガ指導者養成講座修了(Luna Works/Om Yoga/Sun and Moon)
リストラティヴヨガ上級指導者養成講座修了(Luna Works)
精神科ケアのためのリストラティヴヨガ講座修了(Luna Works)
トラウマアプローチヨガ指導者養成講座修了(UTL)
背骨メンテナンスヨガ~仙骨~指導者養成講座修了(BMY)
マットピラティス指導者養成講座修了(PAI/Balanced Body)
初級障がい者スポーツ指導者、レッドコードグループエクササイズ指導員
その他、キッズ、マタニティ、シニアなどヨガ指導者資格、医療ケアを必要とする小児のためのタッチケア、
フットリフレクソロジー、腸セラピー、アーユルヴェーダアドバイザー資格など取得
小学校教諭専修免許、養護学校教諭1種免許
2016年6月国際ヨガセラピー学会参加(米国、レストン)