前回、2月に開催した基礎講座受講の方から届いた嬉しい感想です。
毎日リハビリを提供する中でも、ハンディキャップヨガと講座で学んだことがすごく生きていて。これまでは、こんな格好、つらいでしょーむりむりー、安全じゃない、って思っていたのが、道具を使うこと、チャレンジすることで「こんなことできるんだっていう気持ちになってもらえると嬉しくて」。
身体に不自由ある人へ運動とかリハビリを提供する根本の考えの選択肢が広がって、より自由になった感じがしています!座学の知識が、日常で降ってくる瞬間というか、日常と繋がった時の感動がはかりしれないです!!
生徒さんのことを考えながら、どんな道具をどう使うと安全で心地いいかな、目的の効果を出すにはどうしたらいいかなって、みんなで一緒に考えた時間がとても良くて、そして楽しくて。相手の体の状態に合わせた動きを考えるトレーニングになったので、気づくと、いまもシークエンスを考える時に、自分の体を使ってやっています。
ヨガ指導者養成講座も終了していますが、本業は病院に勤める作業療法士さんです。
高齢者のリハビリが多いと聞いていましたが、日々の業務の中で基礎講座での学びが生きているは本当に嬉しいです。
ヨガを教える場面でも、「自分の身体を使って~」というところ基礎講座で最も大切にしていることの一つです。
まずは自分の体験・体感から
を実践し、習慣化している、つまり自分のものになっていることは、より具体的な手立てを考え、患者さんや生徒さんに安心して満足してもらえる内容を提供でできることに繋がります。
その他、「詰め込む講座ではなく自分たちで考える講座だった」など、これまでの受講者の感想もぜひご覧ください。
自粛期間中に熱いリクエストを頂き、オンラインで受講いただいた方は、精神障がいの方を中心とした就労支援に関わっています。
マンツーマンだったので、私のターゲットに向けた細かいアドバイスなどもいただき充実した講座でした!ヨガインストラクター向けの知識としてだけではなく、心身に障害がある方へ接するお仕事の方にもめちゃくちゃオススメだと実感しました。
自分の体の動きを見つめ直すきっかけにもなりました!
自分の体の動きを見つめ直すきっかけ
実技では、受講者自身の体験・体感にかなり焦点を充てました。
順番通りに動きのガイドをすれば、みなが同じように動ける訳ではありません。
そのことを実感していることが、病気や障がいの特性への配慮に繋がり、
どうしたらできるかな
を考えていくうえで一番必要な土台になります。
テキストに書いてるから、そのまま覚えればいいではなく、
自分がその動きでどんな感覚がするか、なんども何度も繰り返し経験したからこそ、
こんな時は、○○してみよう
それで難しかったら、身体のどの部分をもう一度見直せばよいか
と、思考と想像力を巡らせ、その時の最善を見つけ出す頭の中の引き出しが増えていきます。
オンラインでもここまで実感していただけるのだと、安堵すると同時に、コロナ禍、対面での講座が難しくても必要な方に受講してもらえる可能性の広がりに感謝でいっぱいです。
8月の基礎講座は、人数を限定して対面とオンラインで行います。
詳細・お申し込みは、こちらから
実技については、直接、できるだけ立体的に身体や動きを捉え観る力を高めていけますので、札幌近郊で参加可能な方はぜひお申込みください。
実際に試して動いて、使える道具でまた試して、これまでハンディキャップヨガ北海道が工夫してきたことを直接お伝えできる
2020年8月9(日)、10(月祝):障がいのある人にヨガを生かす基礎講座です。
※状況によって急な予定変更の可能性があることから、今後の開催についてはオンラインが基本となっていくと思います。
全てをオンラインで受講希望の方は、別途、日程調整をしますので、随時受け付けています。
マンツーマンが基本になりますので、ご自身のニーズ・要望に対応したコンサルティングを含め、クライアント様や生徒さんを想定したより具体的な内容が可能となります。