障がいの人にヨガを生かす基礎講座受講生の声①

2019年2月札幌開催しました基礎講座。

それぞれのニーズやヨガを生かす現場は異なりますが、学び合うことの大切さ、ヨガを生かす本質を改めて実感できた充実の2日間でした。

9名の受講生の声を順次ご紹介していきます。

 

沖縄、ヨガインストラクター

2日間の講座、楽しくもありハンディキャップヨガの深さ・難しさを体感しました。
12時間はあっという間に過ぎてしまって まだまだ学びたい‼︎そう思える時間でした。

①座学について
・指導者として心構え
わかってはいるつもりと思っていた当たり前のことであっても大切なことを具体的に教えてくださったことに感謝です。
再確認・再認識ができました。
・詰め込む講座ではなく自分たちで考える。その考えをアウトプットする時間もあることが私は良かったです。
・「手法は100万通りある」
型にはまらず考える。書き出してみる。
本当にその通りと感銘をうけました‼︎

②実技について
・伝える側・体験者側
双方を体験できたことで いかに言葉・伝え方が重要かを学べました。見えない方にもわかりやすい伝え方‼︎
語彙力 鍛えます‼︎
・シャヴァアーサナの応用編
以前、○○さんにやってもらいビックリしたのです。どうやったのかな?とずっときになっていたので学べて嬉しいです。
自分のものにしたいと思います‼︎

③デモレッスン
・実際に触れ合うことで 座学と実技が活かされる場面だと思います。
そして、そこからさらに発見や気づきがありましたから デモレッスンは有難い時間でした。
・ひよきさんを担当しましたが、変化を感じられると表情がよくなったりチャレンジしてみようというのが伝わってきました!
そして、私のやる気スイッチもフル稼働‼︎
洞察力、観察力、判断力
これから養っていけるように頑張ります‼︎

④感想など
なおさん
貴重な時間をありがとうございました。
やっぱり私がやりたいこと 必要な講座だったと思います。
ポーズにとらわれない意味、ビデオの中で なおさんとお子さんのやり取りを見て コミュニケーションをとりながらちゃんと身体が使えていることになるほど〜‼︎と学びとなりました。
ポーズにとらわれない‼︎手法を考える‼︎
やってみる‼︎フィードバックする‼︎次にいかす‼︎
この度 一緒に講座を受けた方々の考えややり方を見て聞いて体験でき、面白さの中に学ぶことが詰まっていて とても勉強になりました‼︎

障害があってもなくても 足を運べる場所づくり 私の目標です。
学びと刺激を与えてくれた時間でした。
ありがとうございます‼︎

 

札幌、ヨガインストラクター

2日間ありがとうございました!!
土曜の朝から学びへのワクワクが止まらず、あっという間の2日間でした。
とても有意義な時間となりました。

①座学について
ハンディキャップヨガについての説明〜ビジネス論を用いたヨガの考え方まで、とても濃い内容であったと思います。
心理テストを用いた認識の差異テストでは、1つのメッセージから受け取る側がいかに多種多様に判断するかという事を改めて実感しました。それだけに自分がヨガをどのような相手にどのような言葉を用いてどのように伝えるか、その柔軟性や臨機応変さ、語彙力、想像力がいかに大事なのかということを再確認できました。
また、2日目の三角のポーズの課題では、各自考えてきた言葉をみんなで並べたり、グループ化したりという作業はワイワイととても楽しく、1つのポーズでもこれだけの伝え方があるのだと『すごいな、おもしろいな』と思いました。同時に女性指導者ならではの伝え方の丁寧さ細やかさも参考になりました。

②実技について
合間に合間に入るリラックスのデモンストレーションが、とても良かったと思います。今後のレッスンでも使える取り入れやすいものばかりでしたし、座学でヒートアップした頭をクールダウンする良い時間ともなりました。
椅子のポーズでは、普段あまり使いこなせていない道具をどのように使うのか、どのように使うとポーズを正確に補足、誘導できるのかについて、ペアでポーズを分解したり思考錯誤することが面白く勉強になりました。

③当事者の方たちとのデモレッスンについて
1番は協力くださった当事者の方から、温かくて優しいパワーをもらいました。自分のためだけじゃなく、未熟な私達の成長やハンディキャップヨガの活動そのものを応援してくれている姿勢に心打たれるものがありました。レッスン自体はうまくリードができたとは思えなかったけれど、それぞれサポーターが個々にあったサポートをしている様子を見ながら、個々で違うサポートであるのにひとつの空間のまとまりを体感することができました。

④その他、全体の感想、気になったこと、あるいは今後さらに学びたい内容などがあれば
講座を受ける前のレッスンで、男女年齢差の広いグループ内で『気持ち良かった〜』という方もいる一方『年寄り向けじゃないね、難しい』と言われてしまい、焦点をどこに置いてやれば良いのか、どのアーサナを選べば良かったのかなどなど軽く迷子になっていました。テキスト9.10を通して、頭を少し整理ができて心がスッとしました。また、スモールステップでアップしても十分な運動量、達成感が得られるということが新鮮でした。実技も通してスモールステップでの達成感の実感も得られ、それをヒントに次回に活かしていこうと思います。
出来るところからの引き算は、なかなか難しく、ポーズができるようになるとできなかった時に辛かった、困難だったことを忘れたり、見落としがちになってしまいます。その辺も踏まえたスモールステップについてのボディワーク、実践のワークショップなどがあれば参加してみたいです!

 

札幌、障害者スポーツ指導員(障がいのあるお子さんの母親)

なるほど、ほほー、「気づき」の連続で本当に受講して良かったと思います。

私はヨガのインストラクターではなく、皆さんと目指すところは少し違うかもしれませんが、ヨガ教室という場でなくても、誰かの為に、どう相手を感じ、何を求められ、どうサポートしていくか、この2日間でじっくりと考える機会ができました。
いつも息子と向き合っていく中で、頭の中が凝り固まってるなーと実感してます。
家族は一番身近な存在であるがゆえに、自分の考えや方法を押し付けがち、上手くいかない壁に当たると固い頭が邪魔をして柔軟な対応が上手くできない…。

まずは、フーッと大きく呼吸して。
これ、サポートする側にも大切な事なんだなと気付きました。

素人だからこそ直子先生や他の参加された方の言葉、話し方、考え方、思いなど、カラカラに乾燥したスポンジが水を吸うごとく人一倍吸収させてもらいました!

①座学
パラスポーツのイベントや大会のサポートを今後もする事があると思います。
その時に、障がいある方の対応に関して大切にする5つのこと。+笑顔を心に留めておきたいと思います。
普段は障がい児との関わりが多く、保護者を通して話するばかりでした。大人の障がいある方との心の距離感や接し方など、もっと経験が必要だなと感じます。

「書く」の反対語の問題。
書けないなら 手話やマカトンの様なサインで伝えれば良いさ!と。
真剣に悩んで ジェスチャー又は手話、その他のサインって書いてました。
脳が息子の事で偏り、固まりすぎてます。

②実技
動きの連動。
1つの動きでも、指、あしの裏、足首、足を置く場所、腰の傾き…など沢山の細かな動きだったり、ポジション、バランス、力の入れかたによって成り立つ事を体感しました。
普段何気に動いている事を細かに意識して理解する事で、信頼されながらチャレンジしてもらえる様になりたいと思います。

③当事者の方とデモレッスンについて
○○ちゃんと会えた事の喜びでテンションが上がってしまいました。体はしっかりうごけるようでしたので、○○ちゃんの心と向き合う事を重視しました。
無理強いはしないように、やれると信じる気持ち、忍耐。「本当はもっとできるのにな」と保護者さんの気持ちもあったと思います。
本人だけじゃなく家族にも笑顔でいて欲しいです。本人に寄り添うだけではなく、もう一歩、安心して踏み出すきっかけをつくれる存在になりたいと思います。

文章苦手です。人前で話すのも苦手です( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
少し脳みそ若返りました。

ありがとうございました。