出来ないではなく、『どうしたら出来るかな』

麻痺があっても、立つことが出来なくても目が見えなくても、その人の持っている可能性を最大限に引き出すことにフォーカスしていきます。

道具を使うことで、苦手なところはサポートしながら、身体の感覚を高めて出来る限り自分で出来ることを見つけていきます。ポーズの形をうまく作ることが目的ではなく、自分で動かそうとすること、やってみようと思うことで、身体や気持ちに気づきや変化を感じるために。

そのためにも、サポーターと参加者はコミュニケーションを深め、快不快を率直に伝え、それを見極めて、どうしたらいいのかを一緒に考え試していきます。

サポーターは、全てをとってやってあげるのではなく、その人が自分で出来るためのサポートをその場で瞬時に考え、実践していきます。

創始者峯岸道子の言葉が象徴的です。
「配慮はしても 遠慮はしない」
(もちろん安全に、参加者さんの気持ちに寄り添いながら)

参加者のみなさんもお任せではなく、自らの意志で身体を動かしたり、今までやったことのないポーズにも積極的にチャレンジしていきます。
お互いに出来ることを見つけ出していくためにはコミュニケーションがとても重要です。
ハンディキャップヨガ北海道がいつもにぎやかで楽しいのは、このコミュニケーションがうまくいっているからです。
安心、安全に

yoga is for everyone